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健康と病気



ピロリ菌除去後も胃潰瘍 

◆ピロリ菌除去後も胃潰瘍
ヨミドクター医療相談より

Q.
13年前にピロリ菌に感染していると診断され、除去しましたが、今も胃潰瘍や胃炎に悩まされています。大学病院で検査を受けたところ、もう治らないとのことです。良い治療はないのでしょうか。(73歳男性)

A.
二つの検査で陽性なら再除菌
(☆藤田善幸 聖路加国際病院 消化器センター長(東京都中央区)

胃潰瘍の原因は大きく分けて
〈1〉ピロリ菌感染
〈2〉薬物
〈3〉その他


頻度では、
〈1〉と〈2〉が圧倒的に多く、〈3〉は特殊でまれな疾患が含まれます。

〈1〉の場合、除菌が成功すれば再発は極めて少なく、
再感染もほとんどありません。

〈2〉では鎮痛解熱剤または血液の流れを良くするアスピリンを服用すると
粘膜の防御機構を傷つけ、潰瘍を生じる。

〈1〉でも〈2〉でもない場合は特殊な病態を考えますが、
重要なのはピロリ菌は本当にいないのか、です。
存在診断や除菌後の効果判定に尿素呼気試験が行われますが、
実際には菌がいるのに検査で陰性となることがあります。

疑わしい時にはもう一つ精度の高い検査法で確認しておく必要があります。
一般的には便中抗原検査法が行われます。

この二つの検査法で陰性ならばピロリ菌はいないと判定してよいでしょう。
陽性ならば再除菌が必要です。

〈3〉の特殊な病態としてまず挙げられるのがゾリンジャー・エリソン症候群です。
胃液の分泌を促すホルモンのガストリンを過剰に生み出す腫瘍がどこかに潜んでいて、
治療が困難な潰瘍が多発する病気です。

ガストリン値の測定とコンピューター断層撮影法(CT)検査が必要になります。
それ以外にはクローン病や肝硬変、 膠原こうげん 病などに伴ってできる
潰瘍、喫煙、過度な飲酒、強いストレスなども潰瘍を作る要因となります。
治療は要因を取り除くことですが、それが難しい場合は抗潰瘍薬を長期服用します。

=藤田善幸 聖路加国際病院 消化器センター長=

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( 2017/01/26 14:14 ) Category ピロリ菌 | TB(0) | CM(0)
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関節げんき
長く続く膝関節の痛み、水がたまった経験。膝関節改善についての体験レポート。
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ブログ主
◆病気と健康について考えたり感じたりしていることを綴っていきます。医療機関と医師についてもふれていきます。

自らが何がしかの病気に罹ったとき、一般的には、病院とかクリニックという名前の付くところへいきますね。

しかし、そこでの診断に納得がいかないとき、ほかの医師の意見を聞く。
いわゆる、セカンドオピニオンを受けることが大切ですね。

ガンにしても、今日いろいろな治療法がありますから。医師の意見を充分に聞き、自らにマッチした方法を選びたいですね。
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