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健康と病気



前立腺がん 年齢によりどう対応したら 

悪性度が低いがんであれば治療をしない

現在は転移の症状で前立腺がんが発見されたとしてもまず3年間、治療がよく効けば5年間は比較的元気に過ごせますので、ほかの病気(併存症)が寿命に影響するようなときは、併存症の経過を見ながら、検査を控える場合もあります。

 さらに90歳を超えるような、平均寿命より大いに長生きされているかたでは、がんが疑わしくてもがんに対する治療の副作用が日常生活にひどく影響するようであれば、がんによる症状がなければ、ご相談のうえ、やはり検査をしないという判断もあります。

 さて、この生検によって、がんの有無だけでなく、がんの悪性度がわかります。

 国際的に前立腺がんでは、悪性度はグリーソン分類と呼ばれるものを用いて表されています。この値はがん病巣の代表的な悪性度と最も悪い悪性度の数字の和で示され、6から10に分布します。9、10は極めて悪性度が高く、様々な治療を駆使して救命する必要があります。

 一方、6は悪性度が低いため、小さいがんであれば治療しないことが国際的にも一般的です。実際にグリーソンスコア7、8が、治療を受けるがんの悪性度で多く見られます。ただし、少数ではありますが、6の人でも病巣が大きいと数年後に転移して命を落とすこともあり得ます。=堀江重郎・順天堂大学大学院教授=


悪性度の幅が広い前立腺がん:


前立腺がんは、先ず
PSA値を調べる検査で始まるが、

PSA値が高いからといって直ちに生検をするわけではないことを、
ヨミドクターで知りました。

PSA値は一時的に上昇することがあり、再検査で基準値以下になっていることが少なくないとのこと。

父親や兄弟、親戚に前立腺がんの方がいるかどうか、
喫煙や肥満、食生活などの生活習慣、
おしっこに不具合がないか、
などをみて、
前立腺のMRI(磁気共鳴画像)を撮影し、がんの疑いがあるかどうか調べるとのこと。

MRIでは前立腺がんをすべて検出することはできないが、
特殊な撮影方法により悪性度の高いがんは比較的よくわかるようになったとのこと。

先ず、
画像診断で悪性度の高いがんが疑われるときに、
前立腺に細い針を刺してがんがあるかどうかを確かめる生検を行う。

高齢者のがんは進みにくいと言われるが、
実は高齢者ほどこのグリーソン分類の数字は高く、
悪いがんが見つかるそうだ。

比較的若い人ですと治療を急がなくてよい場合がある一方、
実は高齢者では治療を速やかに行ったほうが前立腺がんによる死亡を防げる可能性があるとのこと。

前立腺がんの難しいところは、
この悪性度の幅が広いところ。

年齢による対処は、
ケースバイケース、ということですね。

堀江重郎・順天堂大学大学院教授は、
例えば「放置すると5年間で50%の人が死亡する」と聞くと、まずたいていの人は治療をしてがんと決別しようと思うでしょう。
一方、「10年間で20%の方が亡くなる」というのはどうでしょうか? 50歳代ではそれでも多くの人は治療を受けられるでしょうが、80歳では治療を受けない方が多いかもしれません。実際には、ここまではっきりと可能性がわかることは少ないですが、患者の多い欧米では統計確率から治療を考えることが一般的です。ーと。

☆堀江重郎(ほりえ しげお)順天堂大学大学院教授
泌尿器科医。
1985年、東京大学医学部卒。
日米で医師免許を取得し、国立がんセンター中央病院などを経て、
2012年より現職。
男性更年期障害などを対象とするメンズヘルス外来にいち早く取り組み、
男性をはつらつとさせる医学を研究する。ロボット支援手術ダ・ヴィンチのトップランナーとしても知られる。

<ヨミドクターを読んで>
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( 2016/08/12 15:34 ) Category がん治療 | TB(0) | CM(0)
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関節げんき
長く続く膝関節の痛み、水がたまった経験。膝関節改善についての体験レポート。
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◆病気と健康について考えたり感じたりしていることを綴っていきます。医療機関と医師についてもふれていきます。

自らが何がしかの病気に罹ったとき、一般的には、病院とかクリニックという名前の付くところへいきますね。

しかし、そこでの診断に納得がいかないとき、ほかの医師の意見を聞く。
いわゆる、セカンドオピニオンを受けることが大切ですね。

ガンにしても、今日いろいろな治療法がありますから。医師の意見を充分に聞き、自らにマッチした方法を選びたいですね。
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